Goats Head Soup
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| 1. | Dancing With Mr.D |
|---|---|
| 2. | 100years Ago |
| 3. | Coming Down Again |
| 4. | Doo Doo Doo Doo Doo(Heart Breaker) |
| 5. | Angie |
| 6. | Silver Train |
| 7. | Hide Your Love |
| 8. | Winter |
| 9. | Can You Hear The Music |
| 10. | Star Star |
名バラード「Angie」が収録されているアルバムです。前作、前々作とカッコいい泥臭さを出してきたローリング・ストーンズでしたがこのアルバムでは音全体が泥臭さとはちょっと違った臭いで覆われている気がします。それは1曲目の怪しげな「Dancing With Mr.D」から感じられます。「100years Ago」はなんだか懐かしさを感じるメロディーで、初期の頃をふと思い出します。「Doo Doo Doo Doo Doo(Heart Breaker)」でまた怪しげになりますがミック・テイラーのスライドギターがこの頃のストーンズらしさをアピールしていると思います。「Angie」は代表的なバラードだと思いますが、ストーンズのバラードというと泥臭さがあってブルージなところが素敵だと思っているんですがこの曲に関してはあまりそれが感じられない所謂普通のバラードに思えます。もちろん良い曲だと思いますけど。その点「Winter」は「Angie」よりもストーンズらしいバラードかなと思います。ミック・タイラーのソロも素晴らしいです。今までの泥臭さとは違うもので覆われている気がすると最初に書きましたが、「Silver Train」「Star Star」はストーンズらしいロックンロールを聴かせてくれるのでそこでホッとします。全体的に今までと雰囲気が違う印象を受けるアルバムですが、聴き終えればなんてことない、名作アルバムだと思います。