Some Girls

1. Miss you
2. When The Whip Comes down
3. Just My Imagination
4. Some Girls
5. Lies
6. Faraway Eyes
7. Respectable
8. Before They Make Me Run
9. Beast Of Burden
10. Shattered

このアルバムが発表された78年はパンクロックが台頭したきた時代で、そんなパンクス達から時代遅れのおっさんの音楽と攻撃の的になってしまっていたようです。私自身もストーンズよりもパンクロックを先に聴いていたので「ストーンズなんてかったるい」と思っていました…(汗)しかし、そんなパンクス達に貫禄を見せ付けるかのようなロックンロールが目白押しです。と言いつつも1曲目の「Miss you」はディスコ調なんですが…。ですが、ただディスコを真似ただけでなくストーンズらしさをうまく取り入れていると思います。チャーリーの叩くリズムはディスコ調なんですが鳴っているギターはローリング・ストーンズなんですよね。「When The Whip Comes down」「Lies」「Respectable」「Shattered」とロックンロール全開が収録されています。ロックンロールだけじゃありません得意のカントリータッチの「Faraway Eyes」はこのアルバムのハイライトじゃないでしょうか?ロンの弾くペダルスティールギターがいい感じの雰囲気を出しています。「Beast Of Burden」もミックの聴かせるボーカルが堪能できます。この頃キースは麻薬がらみの裁判でなにかと忙しい時期だったようですが、そんな事も感じさせない生き生きとしたプレイが聴けます。キースって本当にタフなんだなと改めて思います。そんなキースがメインボーカルを取る「Before They Make Me Run」もロックンロールしてて大好きです。以前にも増して勢いのあるロックンロールな曲達がまた増え聴かせるところは聴かせるというイカしたロックンロールアルバムだと思いますのでオススメです。

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