Voodoo Lounge

1. Love Is Strong
2. You Got Me Rocking
3. Sparks Will Fly
4. The Worst
5. New Faces
6. Moon Is Up
7. Out Of Tears
8. I Go Wild
9. Brand New Car
10. Sweethearts Together
11. Suck On The Jugular
12. Blinded By Rainbows
13. Baby Break It Down
14. Thru And Thru
15. Mean Disposition

76年発表の『Black And Blue』から都会的なロックンロールになったローリング・ストーンズですが、このアルバムは都会的ながら泥臭さを全体的に感じさせてくれています。しかし、このアルバムを発表する1年前にオリジナルメンバーだったビル・ワイマンが脱退してしまいます。ストーンズサウンドの要であるチャーリーとキースをよそに自由に弾く彼のベースが好きだったので非常に残念です。ビル脱退後は正式メンバーを補充する事なく4人で活動していく事になります。ベースの座はダリル・ジョーンズという人がサポートというかたちで参加しています。ダリル・ジョーンズはセッションミュージシャンなので、なんというか一言で言うと当たり障りのないベースを弾いてます。その為か泥臭さは感じますが、スマートな印象を受けます。しかし非常にバラエティーに富んでいて聴いていて飽きないアルバムです。「Love Is Strong」は1曲目に相応しくない感じがしますが、ブルージーでハープが鳴っているせいかストーンズらしさが満載です。「You Got Me Rocking」は非常にわかり易いサビの曲で「I Go Wild」はタイトルどおりワイルドな雰囲気でこの2曲はライブに持ってこいの曲だと思います。それとこのアルバムで印象的なのは泥臭さの中にアイリッシュな雰囲気を醸し出してる曲があります。どうやらアイルランドで録音されたアルバムらしいのでそのせいみたいです。キースが唄う「The Worst」「New Faces」はかなりアイリッシュです。かと思えば「Sweethearts Together」は燦々と輝く太陽の下で浜辺で聴く様な雰囲気だったりするんですが…。「Out Of Tears」「Blinded By Rainbows」と隠れた名曲もありつつ、キースがボーカルを取る「Thru And Thru」は相変わらず胸に沁みる曲です。そしてそしてラストの「Mean Disposition」は60年代のストーンズを感じさせてくれるノリノリ(死語)の曲で楽しくなります。ビルの脱退は痛手ですが、それでも前に進み続ける彼らは「Rolling Stones Is Strong」であります。

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