December's Children (And Everybody's)
1. |
She Said Yeah |
2. |
Talkin' About you |
3. |
You Better Move On |
4. |
Look What You've Done |
5. |
The Singer Not The Song |
6. |
Route 66 |
7. |
Get Off Of My Cloud |
8. |
I'm Free |
9. |
As Tears Go By |
10. |
Gotta Get Away |
11. |
Blue Turs To Grey |
12. |
I'm Movin' On |
米国での5枚目のアルバムですが、ジャケットが英国盤『Out Of Our Heads』と同じなので購入する際はちょっと注意が必要かも知れません。それと曲も4曲カブっています。しかしながら、「Get Off Of My Cloud」「As Tears Go By」とチャートNo.1を獲得したシングルが入っています。、「Get Off Of My Cloud」はサビの掛け合いがわかり易くライブ向けなロックンロール。「As Tears Go By」はもともと他のアーティストの為にミック&キースが作った曲でビートルズの「Yesterday」に触発されて作ったとか…。その為アレンヂは「Yesterday」っぽい曲です。このアルバム全体的に聴くとロックンロールな曲やブルースな曲もありますが、聴き易いポップな曲が多いような気がします。「As Tears Go By」をはじめ「The Singer Not The Song」「Blue Turs To Grey」そして英国盤『Out Of Our Heads』にも収録されていた「Gotta Get Away」「I'm Free」この2曲もスローで聴き易いですからね。ロックンロールでグイグイ引っ張りつつも聴かせるところは聴かせるそんなバランスの取れたアルバムだと思います。「Look What You've Done」はいかにもブライアンが好きそうなブルースのカヴァーで、彼はこの曲で素晴らしいブルース・ハープの演奏を聴かせてくれています。彼がローリング・ストーンズでやりたかった事はこういったブルース(R&B)を沢山の人に聴かせる事でした。しかしミック&キースのソングライターコンビは「(I Can't Get No)Satisfaction」や「The Last Time」「Get Off Of My Cloud」といったヒット曲を生み出した事でよりオリジナルを求めていくようになり、R&Bに拘るブライアンとの間に確執が生まれてしまいます。
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