Their Satanic Majesties Request

1. Sing This All Together
2. Citadel
3. In Another Land
4. 2000man
5. Sing This All Together (see what happens)
6. She's A Rainbow
7. The Lantern
8. Gomper
9. 2000 Light Years From Home
10. On With The Show

ローリング・ストーンズ史上もっとも議論の対象になるアルバムです。「問題作」「失敗作」などのレッテルを貼れてしまっていますが、個人的にはかなり大好きなアルバムです。所謂サイケデリックというジャンルに手を出したストーンズのアルバムです。当時はサイケデリックブームの真っ只中だったようなので、新しいものをどんどん自分達のサウンドに取り入れていく彼等に取っては自然な流れだったのではと思います。確かに楽曲を飾る装飾音を聴くだけでサイケデリックな印象は受けますが、ミック&キースのソングライティングが激変したわけでもなくあくまで根っこの部分はストーンズだと思います。アルバムの1曲目から5曲目(レコードいうA面)はひとつの流れになっていて、6曲目から再び新しい流れが始まる2つの流れを持つコンセプトアルバムだと自分は捉えています。「Citadel」「In Another Land」は確かに異色な印象を受けますがギタープレイはストーンズらしさは十分ありますし、「She's A Rainbow」はストーンズがもともと持っているPOPさを最大限に発揮している曲だと思います。「2000 Light Years From Home」は当時はライブでは再現不可能と思われるほど多くの装飾音が入っていますが特に目立つのはブライアンが操るメロトロンが特徴的でキースはこの曲がアルバムの中で一番好きみたいです。ちなみに前作まではアンドリュー・オールダムというマネージャーが彼等の曲をプロデュースしていましたがこのアルバムはストーンズ自身の手でプロデュースされ、アンドリュー・オールダムは解雇されてしまっています。もしこれからストーンズを聴こうと思っている方はこのアルバムを最初に聴くのは避けた方がいいかも知れません。このアルバムは今後彼等がロックンロールの歴史に名を刻む為に必要だった通過点のようなアルバムだと思っているので、このアルバムの前後のアルバムをいくつか聴いてから聴く事をオススメします。

BACK
inserted by FC2 system